2025.3.4配信

こんにちは、MICHIYUQの丸山です。
いつもメルマガをご覧いただきありがとうございます。
あっという間に3月ですね!

今週も、気になるニューストピックスを厳選してお届けします!

また、3月1日に新卒採用の会社説明会が解禁となり、4月には入社式を控えるこの季節。組織の人事が注目される今、広報担当者として意識すべきトレンドをご紹介します。

少しでもお役に立てれば幸いです!

※お詫び※
昨日配信いたしましたメルマガで、すでに終了しているウェビナーのご案内を記載しておりました。ご案内の内容に誤りがあり、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。


一週間の気になるNews勝手にピックアップ

オトナル、朝日新聞社と共同で「ポッドキャスト国内利用実態調査」の結果を公開。全年代利用率で、NetflixやFacebook、雑誌、ABEMAを上回る結果に
PR TIMESからピックアップですが、ポッドキャストがNetflixやFacebook、雑誌、ABEMAを上回る結果にというのは驚きです!まわりでも始める人確実に増えていますね!

赤いきつねCMから考える 企業SNSは「誹謗中傷」にどう対応すべきか
東洋水産の「赤いきつね」のWeb向けアニメCMをめぐる騒動が話題になりましたね。同社の公式Xアカウントが2月上旬に公開した動画に対し、一部ユーザーから「女性の表情が性的で不快」との指摘が上がり​SNS上で賛否両論の議論に発展しました。実際には擁護意見の方が優勢。SNS上では些細な表現にも過敏な反応が起こりうる一方で、企業側が過度に萎縮せず冷静に状況を見極めることは重要だなと感じます。
赤いきつねとタニタ、公式Xでのやり取りに「内輪ノリが寒い」物議となった担当者の“自我”
一方、今回の炎上と並行して注目を集めたのが、東洋水産とタニタなどの公式Xアカウント同士によるやり取り。両社の担当者がSNS上で交わしたコミュニケーションが、「内輪ノリが寒い」「担当者の自我が出すぎている」と批判の対象になりました。
ユーザーとの距離感や公式アカウントの「人格」の演出は大事ですが、広報としては、事態の状況を冷静に見極め、企業の顔として「今どんな投稿が求められるのか」を考えることも重要ですよね。

ルール無用、令和の就活2 AIなしでは戦えない
「学生も企業も、AIを制するものが令和の就活を制す。」2026卒の新卒採用から、AIを導入する企業がさらに増加すると言われています。企業側がAIを活用して選考を進める一方、学生もエントリーシートの作成にAIを取り入れ始めています。企業と学生、双方でAIが鍵を握る今年の就活は注目です。

大成建設・三井住友銀行・大和ハウス工業、「初任給30万円」時代の新人育成法
「初任給30万円」を打ち出す企業が増えていますが、そんな時代だからこそ、新人育成やキャリアパスに対する各社の取り組みが興味深いです。今回の記事でも、メディアがよく取り上げる『注目の3社』の紹介形式ですね。

2026年卒就活が解禁、内定率はや5割 JALは全国3会場で
大学生の就職活動が本格化 人手不足受け採用活動の早期化進む
26卒も、「採用活動の早期化」が注目ポイントすでに内定率は4割、5割とか。

役員全体の女性比率が増えても、社内は男性ばかり…数字で明らか 識者「新たなジェンダー対立の恐れ」
東京新聞がジェンダー平等を特集中。政府は2030年までに女性役員比率を30%以上に引き上げるという数値目標を掲げていますが、実際には女性社外役員の起用で帳尻を合わせる企業も多いようです。この流れを受け、CCOの重要性が一層高まりそうですね。企業の具体的な取り組みにも注目が集まります。

転職活動中の20代の8割がSNSで社名検索 「Instagram」が最多—リソースクリエイション調べ
最近、大手のレガシー企業から「採用の母集団形成」を目的としたSNS運用に関する相談が増えています。ただ実際には、投稿頻度が上げられない、炎上リスクから投稿内容に一定の制限がかかる、といった課題を抱える企業も少なくありません。
そのため、企業の「ひとけ」を自然に伝えられるInstagramの活用をよく提案しています。特に若手層にとってInstagramはコミュニケーションの主戦場。投稿がストックされ、第二の公式サイトとして機能するInstagramは、BtoB企業にとっても積極的に取り組むべきSNSだと思います。
 

春の新卒シーズン到来!この時期広報が意識すべきトレンド

2026卒の就活も3月1日からスタートし、多くの企業が採用活動を本格化させています。入社式も近づいています。新卒シーズンのこの春、広報が意識するべきトレンドについて紐解いてみたいと思います!

まずは、入社式報道。場所や体験など、ユニークな演出を取り入れることで、注目を集めるのもまた一つ。著名な企業であれば、経営トップによる訓示も、メディアにフォーカスされるポイントの一つです。

【事例】
キユーピーの入社式:https://www.kewpie.com/newsrelease/2024/3337/
ANAの入社式:https://www.anahd.co.jp/ana_news/2024/04/01/20240401.html

新卒採用や新人研修に関する独自の取り組みも、この時期はメディアが注目しやすいテーマですよね。

また、毎年4月1日には法改正が施行されることが多いため、関連する法改正も広報ネタとして要チェックです。企業がどのように法律改正に対処し、労務管理や採用方針に反映させているかという点は、社会的関心も高くメディアにも注目されます。

【2025年4月施行予定の主な法改正】
  • 育児・介護休業法等の改正
  • 雇用保険法等の改正
  • 東京都カスタマー・ハラスメント防止条例
宣伝会議が毎年公開している広報カレンダー2025も
ぜひ参考にしてみてください。
https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/202502/public-relations-plan-2025/031419.php

さらに、4月は新年度・新学期がスタートするため「新生活」がキーワードになります。この時期は引っ越しや新生活用品の購入が活発化し、市場動向やトレンド予測といったテーマはメディアの関心を集めやすいです。新生活に向けたトレンド予測や、自社データを活用した調査リリースなども有効です。季節感を意識したトレンド情報も定番の広報ネタです。

広報活動の際には、「季節性」「トレンド」「社会性」を意識して切り口を設定します。さらにはそこに「新規性・意外性」、「著名性」を意識した切り口なども有効です。そして定量的な裏付けデータを添えることでニュースバリューが高まります。

商品の単純な宣伝に終わらないよう、自社の打ち出したいテーマに関連した春のトレンドを意識して、効果的な広報ネタを作りましょう!



直近のウェビナーご案内

日時:3月6日 (木)15:00~16:00
地方企業のための広報実践術
地方ならではの視点とメディアアプローチ


【ゲスト】
・フリーランス/東北広報アソシエイツ(TOPRA)運営
押柄美樹(おしえ みき)氏(Xアカウント:@mikioca0)
・株式会社きなり代表取締役
奥野絵里奈(おくのえりな)氏(Xアカウント:@erinapple_pr)
・株式会社OKエージェンシー 代表取締役
小野木梨衣(おのぎりえ)氏(Xアカウント:@koho_ana25)




最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のメルマガも、ぜひお楽しみに!

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